何を基準に選ぶのか

介護施設はそれぞれ特徴があるのです

施設形態ごとに異なる介護士の働き方の特徴

介護士の仕事は、施設形態が変われば職場環境も大きく変わります。

自分に合っている職場であるか知るためにも、施設ごとの違いを把握することは重要です。

特別養護老人ホームは介護度高い高齢者が入所する施設ですので、入浴や食事などの身体介助が仕事の中心になります。

高い介護スキルや経験が求められる職場ですが、福利厚生が手厚く、待遇面で優れている傾向があります。

高いスキルを身につけたい方や安定して働きたいという方に向いている職場と言えるでしょう。

有料老人ホームは、比較的自立度が高い方でも入居できる施設です。

介護における身体的負担が少なく、コミュニケーションも取りやすいですが、接遇の考え方が重要視され、職員にはホスピタリティも求められます。

民間企業が運営しているので複数施設を持っている業者では異動の可能性があるのが特徴です。

ホーム長などの役職も多く、キャリアアップのプランも多様です。初任給は特養と比べると低めですが、役職に回れば安定した収入が得られるでしょう。

グループホームは、認知症の方が入居する施設です。

介護スタッフがサポートしつつ5~9人のユニットで共同生活を行います。

ユニットごとで生活するため、アットホームな雰囲気があるのが特徴です。

認知症に関する知識が必要になりますが、家庭的なサービスを提供したいと考える方にも向いている施設です。

デイサービスやデイケアの特徴は、基本的に夜勤がないことです。

給与は高くありませんが、子育て中の方でも働きやすい施設です。

仕事内容には介助の他にも、利用者の送迎やレクリエーションの企画運営も含まれます。

コミュニケーションを取ることや相手を楽しませることが好きな方に向いてる職場と言えるでしょう。

デイケアでは介護士がリハビリの補助を行う機会があるので、リハビリに関する知識も身につけられます。

介護の仕事と一括りにせず、施設ごとの違いを把握することで、自分が目標とする介護の仕事を見つけることができるはずです。

更に詳しい情報を求めるのなら参考HPを確認しておきましょう。